書き逃げドットコム

増田の代わりに

Ingress脳の恐怖

 引き続き読んだ →

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/kaimono/20150226_690108.html

 雰囲気を知るのに非常に上質なドキュメントとなっていると思う。

レジスタンス側は、エンライテンドがCFを張って緑にすることを「カビが生える」といい、エンライテンド側は青のCFに覆われることを「水没」という。それぞれの陣営で用語が異なる。

 それぞれの陣営で用語が異なる、と言うと聞こえは良いが、要は相手、あるいは相手のアクションに対してはネガティヴなものの言い方になるし、自分たちのアクションについては綺麗な言葉を使う。そして、パブリックではない、クローズドなコミュニティやらハングアウトのチャットやら、仲間しかいない場所でそういう表現がエスカレートしていき、影で相手プレイヤーや相手陣営に対して汚い言葉を使うことに抵抗がなくなっていく人がいる。

 雑に表現すると Ingress脳 である。現実を舞台にしたゲームなのに、相手プレイヤーもまた人間であるという単純な事実を忘れる人がいる。あるいは、ネタであったとしても、相手について語るときに悪意のある表現が混ざりやすくなる。

 そして、ここに書いてあることをまとめて言い換えると「Ingressに参加すればするほど、現実世界の存在から悪意を持たれるリスクが高まる」という事でもある。それも含めて受け止められるのであれば、どんどんIngressの文化・コミュニティに関わっていけば良いと思うけど、いつ誰からどんな石を投げられるか分からない状況においては、僕は安易にこのゲームを不特定多数には勧めないし、コミュニティ・ハングアウト・Google+に参加しよう、とも提案できない。

 Ingress脳の人に目を付けられても安全でいられるように、ゲーム内のコードネームは、たとえばランダムで選ばれた名詞を採用するであるとか、揉め事に巻き込まれないように、中の温度感・文化がよく分からないうちはハングアウトなどには参加しないようにするであるとか、すぐにIngressを切り離せるように十分に注意して遊ぶべき、と思うのである。