Ingressが楽しませてくれるとか思わない方がよい
読んだ→ http://anond.hatelabo.jp/20150210220553
フィールド活用例として
「味方陣営のポータルばっかりなので Unique Portals Captured(UPC) を稼ぐことができず、ミッションも時間かかる物なので Unique Missions Completed を稼ぐことができなかった」と書いてある。 Mission はあらかじめ遠方の物を確認する仕組みがないので、それについては残念でしたね、と思うが、本文にもあるとおり UPC を稼ぎたければ事前にどこで暴れるのか確認した方がよい。しかもそれだって万全ではない。
仮にちょうど良い戦場があったとしても、もし味方の Flash Farm 計画とぶつかってしまったらどうなるだろう。つまり UPC を確実に狙える場所なんて存在しない。可能性の高い場所はもちろんあるけど、可能性で見るのであれば極力実現性の高い場所を事前に調査してから行くべきであって「何となく京都は稼げるらしい」程度の認識で臨んだのは準備がたりなかったと思う。
メダル狙いの遊び方だとして、高レベルポータルの密集地であるなら、そこは Glyph Hack Point 稼ぎを目指すべきだったと思う。どうせアイテムには未練が無いのだからレゾネーターやらバスターやら XM が溢れるのを気にせず Recycle して、どんどん Glyph Hack すべきであった。
敵ファームだと武器の補給に苦労するという謎の話
「レジスタンスは武器の補給にも苦労している」とあるが、ざっと調べた範囲では、敵ポータルのハックはレゾネーターの出現が減るだけで武器の出現には影響しない。レベル8のポータルであれば、ハックすることで 400 XM のダメージを負うが、ファームであればフィールドは自然発生する XM で満ちているのですぐに回復するはずだ。
シールドが4枚入ったポータルを破壊するのは大変?
そのシールドがすべて Very Rare だったり AXA だったりすればそうだろう。ざっと Intel Map で確認した限り、入っているシールドのほとんどは Common のシールドである。こんなのはポータルの真下に立たずともレベル8バスターを撃ってれば勝手に剥がれる。
そもそも、あんなたくさんの敵ポータルが立っていれば、シールドがあろうがなかろうが、そのすべてを Neutralize してまわるのは、単独では厳しいだろう。想定している遊び方に無理がありすぎ夢見すぎである。
釣り要素
京都ENLは今からそのイベントの準備に取り掛かっているようで、最近は何やら秘密兵器の実験をするために頻繁に会合を開いているらしい(秘密兵器の詳細はここで書くとまずいだろうからぼかしておく)。
秘密だとしたら最初から触れるな。と言うか、単なる通りすがりの部外者に詳細を教えてるこのおっさんもよっぽど頭悪い。
俺は結局、京都駅の Capture ミッションに挑戦することもできず、数百発の使い道のなかったX8とともに東京に戻り、東京駅を緑に染め上げた。それが攻撃され青くなったのはその数分後のことだった。
そんだけ持ってるんだったら首都圏の青ファーム行って使った方が UPC 稼げて良かったんじゃないですかね。
もし釣りでないとしたら、よく考えずに動いてるだけか、あるいは一言多いタイプである。
未来がないのはこの人の遊び方
この人の想定する「都民エージェント」は「UPCを稼げない場所にはコスト払ってまで行かない」「ミッションは15分で終われ」という考えに基づいていて、これは突き詰めると、最高レベルになった途端に目標を見失って終わるパターンである。そういう遊び方があっても良いとは思うけど、それはゲームを消費し「オワコン」に向かわせるのを楽しむ遊び方であって、そこから「京都の Ingress はオワコン! 京都だけの問題じゃねーぞ!!」って結論に落ちるのは当然のことである。
最後に、壮絶な勘違いをひとつ指摘
このプレイ人数の不均衡が解消されない限り、賽の河原のような苦行に耐えかねて、RESはますます減るであろう。やることがなくなるENLも飽きて減っていくだろう。
このゲーム自体、レゾネーターを置いて壊され、ポータルを取って取られて、リンクを張って切られて CF を作って壊され、と賽の河原の苦行のような遊びである。
その単調な遊びにどのような意味付けをしていくかは、参加者一人一人が決めるしかない。個人で完結できる分かりやすい軸としてレベルやメダルが用意されているが、それがすべてではなく、また、レベルもメダルもあっという間に消費されてしまう量しか用意されていない。